日本銀行といえば、日本の中央銀行でもあります。
日銀（にちぎん）と略されることも多いのですが、ほとんどの方はどちらも聞いたことがあるのではないでしょうか。
本社は東京都中央区日本橋本石町にあります。
非常に大きい建物で、日本国政府から独立した法人であるというのも特徴です。
日本銀行の特徴
1億円である資本金のうち、55％を政府が出資しているという特徴を持ちます。
「物価の安定」と「金融システムの安定」という役割を持っており、発券銀行としても知られていますよね。
それだけでなく、銀行などの金融機関同士の取引の決済も行う銀行です。
これは、銀行の銀行としての役割も持っているということであるため、日本にとって欠かせない機関であるといえるでしょう。
通常業務として、商業手形その他の手形の割引教務も行っています。
ホームページも非常に充実しており、ムービーを使った日銀の紹介や学校向けの教材なども掲載されているので、日本銀行に興味のある方はチェックしてみてはどうでしょうか。
本館は重要文化財に指定されているのですが、見学なども実施されています。
日銀が持っている大きな役割
何と言っても重要な役割といえるのが、お金の流れを管理するということです。
日本をめぐっているお金を管理し、調整しているのが日本銀行だといえるでしょう。
経済活動とも大きな環境持っているので、日銀の果たしている役割というのは非常に大きいです。
政府の銀行として国庫金の出納なども担当しており、外国為替市場への介入を含んだ国際関係業務なども担当しています。
そのほかには、金融や経済に関する調査や研究活動も行っており、アンケート調査なども実施しているようです。
研究では幅広い分野を対象とし、金融や経済の基本的な問題解決のための分析などを行っています。
このように、ただ単に通常の銀行業務だけでなく、日本銀行ならではの業務などもあるため、日本銀行を利用したことはないという方にとっても非常に重要な銀行だといえるでしょう。
