三菱東京UFJの手形取立手数料はどのようになっているのかなどについてご紹介します。
また、三菱東京UFJ銀行では電手決済サービスも取り入れているので、こちらについてもご紹介しましょう。
三菱東京UFJの約束手形取り扱いについて
まず、手数料に関してです。
取立手数料として代金取立手数料同一手形交換所内であれば756円、三菱東京UFJ本支店宛であれば864円がかかります。
他行宛の場合、普通扱いでは972円、至急扱いであれば1,080円です。
手形小切手組戻手数料・取立手形小切手店頭呈示手数料・不渡手形小切手取扱手数料はそれぞれ一件当たり1,080円の料金がかかります。
これらの手数料には消費税が含まれているのでチェックしてみてください。
三菱東京UFJ「でんさい」とは?
手形や振り込みに変わる新たな決済インフラとして取り入れられているサービスが「でんさい」というものです。
こちらは(株)全銀電子債権ネットワークが提供しているサービスで、支払企業においては手形を利用するのに比べて保管や管理が軽減されるという大きな特徴を持っています。
でんさいを利用して決済をする場合、支払い企業がでんさいネットに発生記録請求を行った後に発生記録がされ、支払い期日になると支払企業の口座から納入企業先の口座へと資金が自動送金される仕組みです。
割引などのシステムを利用できるため、できるだけ手形を簡易化したいと思っている方も確認してみると良いでしょう。
納入企業においても受取・集金が不要になる、取立・割引の持込が不要になるなどのメリットがあります。
また、支払期日当日に資金化できるというのも大きな魅力だといえるでしょう。
ただし、支払い期日の資金不足などが発生した場合には、手形の取引停止処分と同等のペナルティが課せられる形となるため注意しておかなければなりません。
それから、三菱東京UFJではITを活用した業務効率化の一環として売掛金回収業務の効率化を測るための手形回収も行っています。
こちらもチェックしてみてくださいね。