手形と小切手の違いがよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、小切手について詳しくご紹介します。
小切手とはなに?
手形も小切手も、用紙に必要事項を記入して相手に支払いをする際に利用するという点では同じです。
ですが、現金化できるタイミングが大きく違うので注意しておきましょう。
手形は、そこに記載された期日後でなければ払い戻しができませんが、小切手であれば受け取った直後に現金化することも可能なのです。
それならば現金で渡せば良いのでは?と思うかもしれませんが、多額の取引になる場合、直接現金を受け取るというのは盗難などの危険があったり、持ち運びが不便というデメリットがあります。
小切手であれば一枚の紙で済ませることができるため、大変便利です。
振出人となる側にも違いがあります。
約束手形の場合は期日まで支払いをしなくて良いため当座預金にそのお金が入っていなくても振出ができるのですが、小切手はすぐに現金化できるということもあり、振り出す時点で当座預金に小切手に記入する金額以上のお金が入っていなければならないのです。
小切手を利用するにはどうしたら良い?
手形と同じように、誰でも小切手を振り出すことができるというわけではありません。
まず、取引のある銀行に対して当座預金口座を開設する必要があります。
次に、銀行から小切手用紙を交付してもらい、そこに金額と振出日、振出人を記入した上で銀行届出印を押すことにより小切手として完成するのです。
これは受け取った側は支払い銀行に持って行き、請求をするだけです。
小切手に記載されている支払い銀行が遠いなどの理由から不便がある方は自分の取引銀行に依頼をすれば銀行側から取立委任をすることも可能です。
こういったケースでは、後日自分の口座に小切手の金額が振り込まれる形になります。
注意しなければならないこととして、小切手さえ持っていればいつでも好きなときに換金ができるというわけではありません。
振出日の翌日から数えて10日目までしか換金ができないので気をつけておきましょう。
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